ヌメロロジーとは、
日本語で「数秘術」という意味です。
「タロットヌメロロジー」だと、
メインは「数秘術」になってしまいますから。
あくまでもメインは「タロット」ということで、
「ヌメロロジータロット」
略して「ヌメタロ」と呼ぶことにしました。
ヌメタロでわかること
タロットの大アルカナには、
魂による「人生の旅」が描かれています。
地球に産まれて死んで、
あの世(宇宙)に帰ってまた地球に産まれる、
輪廻転生の物語。

誰しも生まれる前に、
人生の課題(テーマ)を設定するのですが、
産まれた生年月日の数字から、
その数字に隠されたタロットカードの意味を読み解くことで、
学びのテーマを見つけ出す。
これが「ヌメロロジータロット」です。
ヌメタロで導かれるナンバーの種類
課題や個性を表すメインの数字(Pナンバー)以外に、全部で4種類のナンバーがあります。
人生の主題となる数字を「Pナンバー」(パーソナルナンバー、プリンシパルナンバー)
人生の旅の指針となる数字を「LTナンバー」(ライフトラベルナンバー)
人生の旅の景色となる運気の数字を「Yナンバー」(イヤーナンバー)
社会全体のエネルギーの数字を「Sナンバー」(ソーシャルナンバー)
なお番外編として毎日のエネルギーをよみとく「Dナンバー」(デイリーナンバー)もありますが、
通常のリーディングでは使いません。
Pナンバー
この「P」には、パーソナル(個性)とプリンシパル(人生の主役)の二つの意味を持たせています。
Pナンバーは「魂の本質」です。
だれでも魂の本質に逆らわないで生きられると、
人生がスムーズに流れ、とても心豊かで幸せな一生を送ることができます。
「地球」は、魂成長のための「学校」のようなもの。
ウエイト版タロットカード大アルカナの10「X 運命の輪」をご覧ください。

4隅の動物や天使が、教科書を開いて勉強している、生徒たちのようにみえませんか?
そして剣をもったスフィンクスは非常に厳しい先生のようです。
この地球で過ごすという学園生活において、
Pナンバーが「得意科目」になる人もいれば、「課題教科」になる人もいるのですが、
誰もがみんな、このエネルギー(テーマ)をどう使えばいいのかを一生をかけて学んでいきます。
Pナンバーの出し方
西暦の生年月日のすべての数字を一桁にして合計し、
23以上の数字はさらに一桁づつ足して
22以下になるように計算します。
たとえば、1992年11月15日生まれの場合
1+9+9+2+1+1+1+5 = 29
22以上の数字はさらに合計(22以下ならそれがPナンバー)
2+9 = 11
よって、
1992年11月15日産まれの人のPナンバーは11となります。
※22の場合は「0」がPナンバーになります
LTナンバー
「LT」にはライフトラベルつまり、人生の旅という意味があります。
Pナンバーの年に生まれて、一年ごとにタロットの数字の世界を旅していく
「年齢」ごとのテーマをあらわす数字です。
その年齢ではどういうテーマがあって、
どういう姿勢で過ごすべきかを、この数字から読み解きます。
LTナンバーのエネルギーに従った行動をすることで、
22年ごとにステージが上がっていき、より高いレベルの成功を手にすることが出来るのです。
それはまるで、PDCAサイクルを回して成長する会社のようでもあります。
P(PLAN)計画 → 1 ~ 6
D(DO)実施 → 7 ~ 11
C(CHECK)確認 → 12 ~ 16
A(ACTION)対策 → 17 ~ 22(0)
LTナンバー1から11までの期間は、失敗があってもとにかく前進し続ける時期。
ポイントはLTナンバー12から22の「確認」と「対策」の期間に、
自分の恐れと向き合い、弱さを認め、流れに身を任せ、欲を希望に変えることです。
この期間に自分の恐れと向き合わずに楽な道へ逃げてしまうと、成長がそこでストップし、
その後22年は補習授業のような状態で、人生をやり直すことになるでしょう。
LTナンバーの出し方
まず自分の「Pナンバー」を算出し、以下の式に当てはめて計算しましょう。
Pナンバー + 年齢 - 22の倍数 = LTナンバー
Pナンバーで産まれ、1年ごとタロットの世界を旅をして、
22年で産まれた場所にかえってくるのでこのような算式になります。
P+年齢で足した数字が22以下の場合は、
そのままその数字がLTナンバーとなります。
「22の倍数」は、P+年齢に最も近い数字を代入してください。
たとえば、P=9の人が、49歳のLTナンバーを出す場合。
9 + 49 = 58 - 44 = 14 LTナンバー 14
P=18の人が、55歳のLTナンバーを出す場合
18+55 = 73 - 66 =7
LTナンバー 7
となります。
※出てきた数字が22の場合は「0」がLTナンバーになります
Yナンバー
一年間(お正月から大晦日まで)の運気を見るのがYナンバーです。
LTナンバーはその年齢で自分がどう動くかによって、
その先の人生に影響を与えることが出来る数字なのですが、
Yナンバーは自分が動くことで未来に影響を及ぼすような数字ではありません。
それは、おこるべくしておこる自然の流れ。
自然の摂理。
自分ではコントロールできないエネルギーなのです。
例えるならば、旅人がどこに行って何をするかを決めることはできても、
その行った場所で何が起きるかを決めることは出来ない。という感じです。
一般的な占いでは、このYナンバーのような「運気」や「運勢」が注目されることが多くありますが、
ヌメロロジータロットにおいてはさほど重要視はしません。
ただ、これを知っておくことで、
何かあったときに「そういう年だった」と納得できるので、
無駄に自分を責めたり、焦ったり、悲観することが無くなるでしょう。
Yナンバーの出し方
その年(西暦)に、自分の生年月日の月と日を一桁づつで足して、
22以下になるまで計算を繰り返し算出します。
たとえば、9月29日生まれの人が西暦2022年のYナンバーを出す場合。
2+0+2+2+9+2+9 = 26 → 2+6=8
よって Yナンバー 8 となります。
※22の場合は「0」がPナンバーになります
Sナンバー
その年の社会全体を表す数字。トレンドや、ムーブメント。
それがSナンバーです。
Yナンバーは「個人」に対してのエネルギー(運気)でしたが、
Sナンバーは社会全体に対するエネルギー(空気感)です。
そのため、Yナンバー以上に自分がどうすることも出来ない流れですが、
マクロの視点でみると、どうしても
影響をうけてしまうエネルギーでもあります。
社会全体の流れを理解するためのツールとして頭の片隅に置いておくと、
仕事関係で役に立つこともあるかもしれません。
Sナンバーの出し方
西暦を一桁づつ足して22以下にします。
1999年の場合
1+9+9+9 =28 → 2+8=10
よって1999年は Sナンバー 10 となります。
各ナンバーのエネルギー相関図
「自分自身」を表す「Pナンバー」が中心となって、
影響の輪(自分で動かせる事象)の範囲として「LTナンバー」
影響の輪の範囲外として「Yナンバー」(運気)と「Sナンバー」(社会情勢)が存在します。

一般的な占いでは「Sナンバー」や「Yナンバー」のエネルギーを解説している
ものが多く、運気が良い悪いという見方をするものが多いように思いますが、
ヌメロロジータロットでは、「Pナンバー」や「LTナンバー」から
自分の個性(強みと弱み)を理解し、
何歳の時に、どんなことを意識して行動すれば成長できるか知ることで、
未来を切り開くためのアドバイスをしていきます。
各ナンバーの詳細について
上記の方法で算出した各ナンバーについては、
以下のリンク先からご覧くださいませ。
1、 2、 3、 4、 5、 6、 7、 8、 9、 10、 11、 12、 13、 14、 15、 16、 17、 18、 19 、20、 21、 22(0)
さいごに
タロットのお勉強は数をこなしてなんぼ。
ではありますが、自分自身を占うのはとても難しいものなのです。
かといって、ほかの人を占う機会はなかなかないでしょう。
そんなとき、効果的なのがヌメタロでいろんな人のいろんな人生を読み解くこと!
すきな芸能人の生年月日でその人のことをアレコレ考察するだけで、しっかりタロットのお勉強になりますよ。
ぜひトライしてみてください♪
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