初心者は少ない枚数から練習

タロット基礎

大アルカナだけでも充分占いはできます。

つい、78枚全部使いたくなる気持ちはわかるのですが、

もし、初心者で78枚全部使う場合。

正確な読み解きは、

きっぱり諦めてください!

「遊び」としての占いであれば

自由なやり方で問題ありませんが、

もし、早く読み解きできるようになりたいのであれば、

まずは

「大アルカナ」のみで、

7枚以下のスプレッド(※)から練習しましょう。

※スプレッドとは?

カードを決まった配置場所において占うときの、配置方法(カードの置き方)

を「スプレッド」と呼びます。

配置場所の「意味」を決めるのは、占い師自身であり、絶対の決まりはありません。

質問内容によってスプレッドを使い分ける

占うときは、必ずスプレッドを決める前に

「質問内容」を明確にしてください。

初心者の間の質問内容は

  • 相性
  • 選択
  • その他

以上の3つに、ざっくりと分けることがポイントです

相性をみるなら「ヘキサグラム」

相性は、恋愛以外でも使うことができます。

親、友人、先生などの人間関係のほかにも、

仕事や会社との相性。

学校との相性。

趣味との相性。

物件との相性。

これを見る時のお勧めスプレッドは

ヘキサグラム」です。

「相手の気持ち」の位置を

「会社のスタンス」とか

「その趣味が自分に対して何をもたらすか」など

置き換えて占ってみてくださいね。

ポイントは、「最終結果」の真ん中のカードを、

未来ではなく「相性結果」として読み解くことです。

選択には「二者択一」

どっちを選択したら、将来どうなるかを

予測するためのスプレッドが、

二者択一」です。

通常は5枚使って占いますが、

3択にして、7枚使っても大丈夫です。

相性と選択以外は「1枚引き」か「3枚引き」

「○○について教えてください。」

「○○についてメッセージをください。」

「○○はどうなりますか」

など、具体的に問いかけながら一枚引きます。

はじめは、毎回必ず声にだして質問するようにしてください。

そうしないと、ついぼんやり雰囲気で占いをする癖がついてしまいます。

ぼんやりした質問をカードから読み解くのは、とても困難なのです。

声にだして質問したら、

1枚引き(ワンオラクル)

でカードを引きます。

そこですぐに説明書を見るのではなく、

まずイラストから

自分の「イマジネーション」と「インスピレーション」で

むりやり答えを作ってみましょう。

3枚引きをする場合も、

ちゃんと質問を言語化したうえで、

左「過去」何があったこで、

真ん中「現在」今何が起きているか。そこにどんなテーマがあるか

右「未来」今のままいくとどうなるか

について、

カードが何と言っているか

頑張って想像してみてください。

少ない枚数から練習する理由

カードの意味を覚えなくても、

占いはできます。

ということは、

意味を覚えることよりも大事なことがある。

それが

イマジネーション」と

インスピレーション」になります。

とはいえ。

脳内の引き出しは多いほうが良いのです。

イマジネーションも、インスピレーションも

脳の引き出しから材料を引っ張り出し、

それを加工して言語化して読み解きを行います。

その、材料はやっぱり「キーワード」であり、

一枚のカードのキーワードを覚えれば覚えるほど、

イマジネーションで言語化するのもスムーズになります。

そうなると、

78枚全てに対して、キーワードを覚えるよりも、

22枚のキーワードを一つでも多く覚えるほうが、

読み解きが上達するスピードは速くなるのはお分かりいただけることでしょう。

しかし、22枚しか使わない場合。

10枚も場にカードが出てしまうと、

統計的に、

適切な場所に、適切なカードが

配置されない現象がおきるのです。

たとえば、「相手の気持ち」と「未来の結果」で

仲良しをあらわす「Ⅵ(6 恋人)」のカードが最も適切な場合。

やむを得ず、代わりのカードが出ることがあります。

この代わりのカードのことを、

私の講座では「代替カード」と呼びます。

例としては

「ⅩⅣ(14 節制)」正位置。

「ⅩⅨ(19 太陽)」正位置。

「ⅩⅤ(15 悪魔)」逆位置。

これらが、

「Ⅵ (6 恋人)」の変わりに出てくる可能性があります。

初心者の場合そこを的確に判断するのは困難でしょう。

これが、スプレッドは7枚以下をお勧めする理由です。

まとめ

【初心者が早く読み解きを上達させる3つのポイント】

・大アルカナのみを使う

・質問内容を3つに分け、それぞれにあった7枚以下のスプレッドで占う

・質問はなるべく「言語化」させて占う

ただ「遊び」として占う場合は

ケルト十字やナインスプレッドなど、

説明書を見ながら、78枚を使って、

わからないなりに、気軽に占っていただいてもかまいません。

正確な読み解きができるようになるまで時間はかかりますが、

繰り返し説明書のキーワードを見ていくことで、

記憶の引き出しは増えます。

沢山カードの絵が見られることで、

タロットカードを使うことが楽しくなって、

長く使い続けられるなら問題ありません。

自分にあったやり方で勉強していきましょう♪

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