タロット基本用語解説

タロット基礎

大アルカナと小アルカナ

タロットとは「大アルカナ」22枚、「小アルカナ」56枚

で構成されたカードのセット(カードデッキ)です。

大アルカナのみのカードデッキも「タロット」と呼びますが、

小アルカナだけでは「トランプ」の側面が強くなってしまうので、

小アルカナのみのカードデッキを「タロット」と呼ぶことは、

ほぼありません。

アルカナ」とはラテン語でarcanum=アルカーヌムの複数形arcanaであり、「机の引き出し」の意味から引き出しに「隠されたもの」を指し、さらに転じて「秘密」「神秘」などの意味になった。

wikipwdia「大アルカナ」より引用

大アルカナ

人が産まれて死んでまた生き返る。

輪廻転生の旅を描いた、22枚の絵札。

それが「大アルカナ」です。

占い用のカードや、

ゲーム用カードになる前は、

「絵解き」の題材として貴族のサロンに飾られていました。

やまねん☆
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対面式のタロット講座では、

この「旅」とカードの絵柄との関連性を詳しく説明することで、

大アルカナのカードの意味をわかりやすくお伝えしています。

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大アルカナそれぞれの象意は以下の各番号ごとの記事を参照ください

10111213141516171819200(22)21

小アルカナ

トランプの原型。

西洋にある4大元素の思想が象徴として描かれている、4種類のカード。

この種類を「スート」と呼びます。

4つのスート

(4代元素・・・タロットやトランプの表記)↓

「火」FIRE ・・・ 棒、ワンド、クラブ、どんぐり etc…

「風」WIND ・・・ 剣、ソード、スペード、葉っぱ、大気(AIR) etc…

「土」EARTH・・・ 金貨、ペンタクル、ダイヤ、鈴、大地、MATTER etc…

「水」WATER・・・ 杯、カップ、ハート etc…

コートカード

人物が書かれたカードを「コートカード」と呼びます。これはトランプにおける絵札です。

キング  ・・・男性、皇帝、王様

クイーン ・・・女性、女帝、女王様

ナイト  ・・・青年、騎士、プリンス

ペイジ  ・・・少年、少女、プリンセス、乞食・農民

数札

「エース(ACE)」と「2~10」の数字が記載されたカードを数札と呼びます。

古典の代表的なマルセイユ版タロットの数札は、

トランプのように象徴となるカップ、ソード、コイン、ワンドが

その数だけ、記載されているのみでした。

ウエイト版が発売されてからは、

寓話的なイラストが描かれるものが主流となってます。

有名なカードデッキ

ウエイト版

19世紀から現在まで世界で最も販売されいるタロットデッキです。

小アルカナの数札に象徴以外のイラストが描かれています。

特徴:0=「愚者」8=「力」、11=「正義」 

マルセイユ版

タロットが占い用に使われはじめた16世紀から18世紀の時代に、

もっとも販売されたタロットデッキです。

小アルカナの数札に描かれるのは象徴のみ(金貨、杯、剣、棒)

特徴:0という数字が存在しない。8=「正義」、11=「力」

どのタロットカードを買うといいかについてはこちらの記事をご参考ください

スプレッド

スプレッドとは「カードの置き方」の総称です。

置き方は同じでも、置いた場所の意味は占い師ごとに異なります

様々なサイトや本の中から、自分にとって読み解きやすいものを採用しましょう。

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